후리가나로 읽는 일본 고전
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にんしきろんとはなにか
認識論とは何か
戸坂 潤
戸坂 潤의 認識論とは何か(にんしきろんとはなにか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,432자 · 116화면
表現はあくまで実在が意味を表現していること以外ではあり得ないので、実在が実在の資格を失ってその代りに表現というレッテルを貼られることではあり得ない。と云うことは、実在がその実在としての実在性を失って、意味の自発的な表出という全く別な秩序界に転心することを、吾々の認識論による意識の観念が許さないということだ。実在をば表現によって置きかえ、かくて、実在の秩序界を表現=意味の秩序界に改宗し還元させようとする、一切の形の解釈学的・解釈哲学的・認識論は、許されない。之は凡て実在を変革する代りに単に意味だけを解釈するにしか役立たぬ認識論となるからだ。
私は心理の概念から意識の概念へ来た。次に例えば精神の概念へ行かねばならぬ。この場合残されたものは主観的精神ではなくて所謂客観的精神でなければならぬ。之は主観的なスピリットのようなものではなくて、客観的に存立する歴史的社会的な文化(又は文明)のことだ。で之は次の章に回さなくてはならぬ。
(意識と直接関係のある観念は、自分※(始め二重括弧、1-2-54)自我・我・私※(終わり二重括弧、1-2-55)の観念である。特に文芸的認識に於て之が重大な役割を占めていることは、多くの文芸理論が斉しく認める処だ。