일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にんしきろんとはなにか

認識論とは何か

戸坂 潤

戸坂 潤의 認識論とは何か(にんしきろんとはなにか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,432자 · 116화면

아오조라 문고

彼等は精々、百万言を費して、そういう観念が必要であり、そういう観念が成立するということを、弁明しているに過ぎない。だが誰が一体、そういう観念が云い表わす一定の事実を認めない者があったか。問題はそれの観念をどんな風に使うかという点にあったのだ。

さて、この種の或る観念的なもの・理想主義的なもの・精神的なもの・又先天的でさえあるらしいもの・を代表するのは、恐らく価値である。で、この価値がどうやって社会的事実から発生するかを見ればよい。価値の観念が云い表わすものは一種の高下の関係である。高下は勿論それだけでは相対的であり、従って充分な価値関係ではあり得ないが、併し孤立しては夫々が相対的に見える各々の高下関係も、生活の全経験の体系に於ては、おのずから連関的に安定を与えられ、比較的に絶対化される。これが価値感を産むのである。この絶対化による決定が価値感による選択を与え、意慾の傾向化を決める。より良いより悪いという判断がなり立つのである。快感と苦痛という感情によって之を説明するのが習慣になっているが、この種の元素的な感情も、刺激と反応との機械的メカニズムへ対応的に還元されるのを常とする。