후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
どくしょほう
読書法
戸坂 潤
戸坂 潤의 読書法(どくしょほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,289자 · 257화면
処で今日、均衡主義の経済哲学の多くは現象主義に立っているようである。之はパレート一派の所謂数理経済学などに於て最も著しい。博士の現象主義は併しその経済価値論に於て最も著しく現われている。客観価値説でも主観価値説でもなく、又二つの折衷でもなくて、最小費用最大効用という経済の理想へ進むことから来る差額剰余の拡大が、価値の唯一の現実的な量だと考えられる。価値が現象する形態はそうだろうが、では価値の客観的な尺度はどこから出て来るのであろうか。――尤も博士によると、価値は一つの経済理念と考えられている。之は現実の差額剰余(価値)や価格に対しては云わば物自体又は本体のようなものに当るだろう。併し博士の理念は現実に対しては当為(ゾルレン)だということになっているから、此の理念の機能は云わば(カントの意味に於て)反省的であって規定的ではないだろう。之はだから無論価値を限定する尺度としての価値ではあり得ない。それにゾルレンの対象としてのイデーは本当は客観的とは云われないから、この理念価値の客観的な尺度では到底ないわけである。一般にこうした現象主義は資本制末期に於ける経済理論の意味ある共通特色ではないだろうか。