후리가나로 읽는 일본 고전
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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
戸坂 潤의 読書法(どくしょほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,289자 · 257화면
一切の文化領域を貫く認識とそれに必要なカテゴリーの秩序や観念の秩序の検討のことだ。だから思想の科学としての哲学は一切の文化領域を思想内容という媒質により連関関係させる処の観念的技術だと云ってもよい。この思想上の又思潮上の観念的技術に触れない時、どの文化領域も方言を脱することは出来ぬ。方言から批評へ行くことは堂々とした形では不可能だ。この点文学と哲学的思考との関係についてもそのままあて嵌まる。私は先日上田敏の『現代の芸術』という本を読んだが、今から二十年も前に、すでにこの点が詳細に解説されているのを見て敬服したものだ。だが云って見ればこんなことは常識に過ぎない。処がその常識さえが方言の世界では通用しないのだ。
さて現代の問題にあて嵌めて見ると、例えばアランの『精神と情熱に関する八十一章』(小林秀雄訳)(情熱は情念と訳した方が語弊がないようだ)などは、フランスの現代哲学思想と文学との連関を示す一種類の典型だろう。彼はこの一種の哲学概論で、要素的なテーマから段々高度のテーマに移りながら、極めて手の届いた説明を試みているが、高度の問題はいつか文学の問題に接着して行っている。