후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうほうちゅうけいきょく
諜報中継局
海野 十三
海野 十三의 諜報中継局(ちょうほうちゅうけいきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,537자 · 40화면
「それは残念だ」「形だけでも見たい」と叫ぶ者あり。
テイラー博士「しかし余のこの報告が終了する頃までには、余の助手がここへ持参出来る筈であったが、どうしたものか、未だに姿が見えぬ」
「後刻でもよい」という者。「今、どこまで出来ているのか」と尋ねる者など。
テイラー博士「実は、今日、ここへ持参する筈のテイクロトロンは、予め原子崩壊に使ってみて、よく働くことを確かめた上、持参することになっている。働きもしない不良品を、諸君の如き権威者に見せることは、礼を失するも甚だしいものと思うからである」
「いや、その心配無用」「その実験が見たい」「今日の実験では、出てくるエネルギーを何につかうのか」と叫ぶ者あり。テイラー博士のテイクロトロンの研究報告は、俄然一座を大きく刺激したようであった。
テイラー博士「わが研究室に於ける本日の実験に於ては、出力エネルギーをもって、構内の一隅にある巨大なる山毛欅を倒そうと計画している。
「それは大丈夫か」「果して倒れるか」「出力が大きすぎて山毛欅がぶうんと飛んできて大学の建築物を壊すようなことはないか」などの声あり。
テイラー博士「それは厳重に計算の結果、適量なるボロンを併用することにしてあるから、危険はないと思う」