일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あかいえりまき

赤いえり巻き

小川 未明

小川 未明의 赤いえり巻き(あかいえりまき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 3,686자 · 8화면

아오조라 문고

*   *   *   *   *

お花が、上野駅へ着いたときに、彼女が心配したほどのこともなく、すぐに、出迎えにきていた奥さまや、坊ちゃんたちの目にとまったのです。そのはずで、赤いえり巻きが、たくさん汽車から降りた人たちの間でも、目立ったからでした。ちょうど、朝日の光は、繁華な街の建物のいただきを越して、プラットホームに流れていましたが、そこへ、日に焼けた赤い顔の少女が、真っ赤なえり巻きをして歩いてきたので、赤い金魚か赤い着物をきたさるのように、それが見えたのも不思議がありません。

口の悪い、坊ちゃんたちは、お花に、金魚というあだ名をつけました。けれど、お花は、そんなことを気にかけるような性質でなく、いつも、田舎にいた時分のように、いきいきしていました。そして、みんなから、かわいがられました。

「お花、おまえは早のみこみで、こちらのいうことを、半分しか聞かないから、そんなまちがいをするのだよ。」と、奥さまからいわれることもありました。

ほんとうに、彼女は、そそっかしやで、よく、茶わんを壊したり、たなからものを落としたりしました。

「また、お花が、なにか落とした。