일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あかひげしんりょうたん

赤ひげ診療譚

山本 周五郎

山本 周五郎의 赤ひげ診療譚(あかひげしんりょうたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,548자 · 47화면

아오조라 문고

藪下の長屋は去定も知っていた。いまでもときどき寄っているが、角三というその男のことは知らなかった。

「あっしは十二の年からよそへ出ていたんです」と角三は云った、「おやじは加吉といって、二年まえに死にました」

「加吉」と去定は眼をほそめた、「――あそこは八軒長屋が三棟並んでいた、加吉というと、端の長屋で畳職人をしていたと思うが」

「そうです、足の痛風で立ち居が不自由なくせに、おっそろしく強情なおやじでした」角三は寝返ろうとして顔をしかめ、痛みをこらえるために歯をくいしばった、「先生は、――」と彼は痛みをそらすように、わざと平気な声で訊いた、「先生は多助っていうとしよりを知ってますか」

「夜鷹そばをやっていた老人だな」

「そうです、済みませんがあそこへ使いをやってもらいたいんですが」と角三は云った、「おたねっていう娘に来てもらいたいんです、話さなくっちゃならないことがあるから、すぐ来てくれって云ってもらいたいんですが」

「明日になったら呼んでやろう、今夜はこのまま眠るがいい」

「今夜はだめですか」

「おまえは誰かを殺そうとしたんだろう」と去定が云った、「町木戸で咎められたとき、もし気づかれたらどうする、朝になったら使いをやるから、今夜はおとなしく寝るがいい、さもないと傷に障るぞ」