후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 超人ニコラ/大金塊(ちょうじんニコラ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 175,219자 · 350화면
「ふふん、こんな錠なんか、なんでもないや。ぼくは明智先生の発明された、万能かぎを持っているんだからね。」
小林君は、こうしのあいだから手を出して、銀色の針金のようなものを、錠のかぎ穴に入れて、しばらくコチコチやっていました。すると、これはどうでしょう。あのがんじょうな錠まえがカチンと音をたててあいてしまったではありませんか。
万能かぎというのは、その針金のようなものが一本あれば、どんなかぎ穴にでもあてはまるというおそろしい力を持っているのです。
明智探偵は、いつのまにか、こんなふしぎな道具を発明していました。でも、もし、どろぼうなどが、この万能かぎの作り方を知ってはたいへんだというので、そのかぎは、どんなしたしい人にも見せない、明智探偵と小林君だけの秘密になっているのでした。
さて、なんなく、牢をぬけだした小林君は、開き戸をもとのとおりにしめておいて、うすぐらい廊下を、賊の部屋と思われるほうへ、足音をしのばせて、進んでいきました。
「覆面の首領がいた部屋は、たしかこっちのほうだった。」
と考え考え、廊下を歩いていきますと、一つのドアの前に出ました。立ちどまって、耳をすませていますと、中から大きないびきの音が聞こえてきました。