후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
海野 十三의 超人間X号(ちょうにんげんエックスごう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,025자 · 178화면
「ぼんやり分かりますよ」
少年は、正直に返答した。
「ほう。ぼんやりでも、分かってくれると、わしはうれしい。……そこでわしは、電臓に意識をつけるために電撃をあたえた。三角岳へおしよせてくる大雷雲を利用して、あの電臓へ、つよい電気の刺戟を加えたんだ。これが成功するか失敗するか、どっちとも分かっていなかった。しかしわしは、大胆にその実験をやってのけたのだ」
博士のことばは、だんだん熱して来た。
「ところが、意外にも、研究所の中に大爆発が起こった。ひどい爆発だった。まったく予期しない爆発だ。わしは一大閃光のために、いきなり目をやられた。わしの脳は、千万本の針をつっこまれたように、きりきりきりと痛んだ。ああ……ううーむ」
ここまで語って来た博士は、いきなりその場にもだえて、椅子から下へころがり落ちた。
さあ、たいへんである。少年たちは、博士を助けおこす組と、医局へ走る組とに分かれて一生けんめいにやった。
大宮山院長がかけつけて、博士を担架でしずかに病室へ移すよう命じた。そして当分のうち絶対に面会謝絶を申しわたした。
少年たちは、だからもうそれ以上博士から奇怪な超人間X号の話を聞くことができなかった。