일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おどるちへいせん

踊る地平線(上)

谷 譲次

谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면

아오조라 문고

五つ六つから二十歳ぐらいの三十人ほどの女にまじって、二、三人の男も見える。みな裸体に近い簡単な服装で、おどりは筋肉的な基本的旋律運動だ。最初は教授の実際を示すためとあって、スタンカによる実習、セレゲイナにおける実習、ビオメカニカ、ピラミッドなどエクロバティックなものが多い。そのほかプログラムに眼をとおすとマズルカというクラシック、韃靼踊り、善と悪との争い、東、猶太風、気まぐれ、グロテスク、さすらい――郷土的なものと象徴的なものとを、程よく集めてある。私は彼女とともに観衆のなかにすわって、かろうじて音楽と舞踊によってしばらく故国と自分たちとの問題や労苦から避難しようとしている周囲の人々をかなしいと思った。

休憩時にクルアシビイリという元露西亜軍隊の将校で、日露戦争に旅順で奮戦して負傷した老人に会った。かれの勇名は乃木大将の耳にもはいって、敵ながらも天晴とあって将軍から感状をはじめ色々の物を贈られたのを、彼はいまだに大切に保存しているという。あまりいい生活もしていないようで、片腕が肩からない身体に、すべての勲章や金モウルの飾りを剥ぎ取った色の褪せた黒の軍服を着ていた、が、どこかに三軍を叱咤した面影が残って、その棒のような身長のうえから何ごとをも諦め切ったほほえみがおだやかにあふれている。