후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면
それに私たち夫婦。
これから九人の日本人がおなじ車に陣取ってひょうびょうたる西比利亜を疾走するのだから、そのア・ラ・ミカドなこと宛然移動日本倶楽部の観がある。めいめい社会への接触点を異にしているために、ふだんは滅多に顔があわず、会っても社交的儀礼に終始するであろう人々が、ここに各人生の一頁を持ち寄って心おきなくおたがいの生活と人間を呈示しあって行く。旅なればこそだが、こうして旅行中に逢っては離れる「人の顔」ほど断面的にそして端的に印象を色どるものはあるまい。それは私にとっては、忘れ得ない感傷の泡沫でさえありうるのだ。
さて、新刊西比利亜旅行案内。
第一章、地理的概念。
満洲里――夜中のせいかいやに真暗な町だなんにも見えない。思うにこれも夜中のせいだろう。それでも国境駅だけあって薄ぼんやりした電灯に非常に重大な気分が漂っている。税関検査。案ずるより生むがやすい。
マツェフスカヤ――町も私も眠っていた。
カリムスカヤ――オノン河の鉄橋。
チタ――人口八万。停車場と銀行と学校と博物館とホテルあり。臭い群集。
ウェルフネウジンスク――一度で言えたら豪い。