후리가나로 읽는 일본 고전
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じしょ
辞書
折口 信夫
折口 信夫의 辞書(じしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,790자 · 12화면
新撰字鏡をみても、分類はよくできているが、やはり何によってできたかわからない。しかしまだ新撰字鏡のほうは当りがつく。偏や旁で引く、中国の辞書の体裁をとっている。倭名鈔のほうになると、当りがつかない。倭名鈔にはいろいろな書物が引いてある。原書からか孫引きかわからぬが、中国の本がたくさん出ている。兼名苑云……、昔はこうで和訓はこうだ、などと書いてある。「此字、文選云……、和訓云々」、と出ている。何か拠り所はあろうが、わからない。
いったい、辞書というものは何のために作るか。そんなことはわかりきったことだというかもしれぬが、ほんとうはわれわれにはわからなかったろうと思う。われわれが知っているのは皆、漢字のものだが、ごくわずかに国語の辞書が古くからあって、なかなか手にはいらなかった。で、辞書といえば漢字の辞書と思っていた。漢字の辞書は、書物を読むためのものというより、字の一個一個の日本的意義を知るもの、あるいは字の音を探るだけのもので、死んだ利用しかできなかった。それで考えてみると、辞書は考えられないような目的をもっている。本を読むためのものでなくて、あらゆる日本の事柄が出ていることが大事になる。