일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きんせいかいじんでん

近世快人伝

夢野 久作

夢野 久作의 近世快人伝(きんせいかいじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 79,469자 · 157화면

아오조라 문고

(下)

何もかも要らん『行くぞオ』という気もちになる。貧乏が愉快になって来る。先生……先生と思うてなあ……」

と云ううちに奈良原翁の巨大な両眼から、熱い涙がポタポタと滾れ落ちるのを筆者は見た。

奈良原到少年の腸は、武部先生の「行くぞオーオ」を聞いて以来、死ぬが死ぬまで腐らなかった。

(下)

月明の霜朝に、自分等に代って断頭場に向った大先輩、武部小四郎先生の壮烈を極めた大音声、

「行くぞオーオ」

を聞いて以来、奈良原到少年の腸は死ぬが死ぬまで腐らなかった。

その後、天下の国士を以て任ずる玄洋社の連中は、普通の人民と同様に衣食のために駈廻らず、同時に五斗米に膝を屈しないために、自給自足の生活をすべく、豪傑知事安場保和から福岡市の対岸に方る向い浜(今の西戸崎附近)の松原の官林を貰って薪を作り、福岡地方に売却し始めた。奈良原到少年もむろん一行に参加して薪採りの事業に参加して粉骨砕身していたが、その後、安場知事の人格を色々考えてみると、どうも玄洋社を尊敬していないようである。却って生活の糧を与えて慰撫しているつもりらしく見えたので、或夜、奈良原到はコッソリと起上って誰にも告げずに山のように積んである薪の束の間に、枯松葉を突込んで火を放ち、悉く焼棄してしまった。