후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きんじせいろんこう
近時政論考
陸 羯南
陸 羯南의 近時政論考(きんじせいろんこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,995자 · 98화면
ついに征韓論は諸公の間に勢力を占め、六年の中頃に至りてますますその歩を進めたるもののごとし、同九月に至りて岩倉大使の一行は欧米より帰り、みなこの議を聞きて固くその不可を論じ、終にいわゆる内閣分離を見るに至る、この分離は翌年に及んでかの有名なる民選議院論に変じ、立憲政体催促の嚆矢となれり。
一種特別の事情より突出したるこの急進論派はかの二政論派といかなる関係あるか、吾輩は、前に述べ置きたるごとく、今その裏面を穿鑿することをあえてせず、表面上よりこれを見れば当時の学者間に現われたる国権論派と相照応するに似たり。当時にあり法制上の改革を主張したるものは実にこの論派なり。政体上の新説を立てたる者はこの論派なり。とくに政府部内にありて時の政事家に新思想を注入したるものはみなこの論派なり。されば民選議院論はかの国権論派より産出したりというも豈に不可ならんや。それ真理を説きて人に示すは学者の事なり。その説を聞きてこれを行なうはすなわち政事家なり。学者なるものは必ずしもその説の実行を促さず、ただ政事家は機に応じてこれが行否を決するのみ。吾輩は当時の民選議院論をもって学者の論派となすにあらず、しかれども権力を失いたる政事家がその持説として唱道し、大いに世道人心を動かすに至りてはすなわち一の論派と見做すにおいて妨げあらじ。