후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
井上 円了의 迷信解(めいしんかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,601자 · 96화면
その家の者が、だれにてもにくしと思わば、犬神たちまちその人を悩まし病を起こさしむ。また、その家の者が、人の美食を見てこれを好むの念を生ずれば、犬神たちまちその人に取りつき、あるいはその食物の腐敗することありと申しておる。元来、犬神の名の起こりしは、昔一つの犬を柱につなぎ、その縄をすこしゆるめて器に食物をもり、その犬の口さきにまさにとどかんとする所に置き、うえ殺しにしてその霊を祭るものであるとのことじゃ。また、猫神、猿神、トウビョウ等は、地方によりて名称の異なるのみにて、その人に憑きてこれを悩ますありさまは、人狐、犬神と同様である。されば、管狐、人狐、犬神、トウビョウ等は、これを説明するに総括して同一種と見て差し支えない。つまり、世のいわゆる狐惑、狐憑きと同じ道理をもって説明ができるわけである。
さて、これより狐惑、狐憑きの話をする前に、世間の狐狸談中には、人の故意あるいは悪戯より起こりたる偽怪の例すくなからざれば、その一、二を記さんに、「尾州旧藩臣某氏の別邸は、地広く樹深く、奇石あり園池あり、かつ池上に三階の高楼ありて、風景いたってよろしく、明治維新の後は、一時遊覧の場所となりたることありたり。