후리가나로 읽는 일본 고전
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しぜんかいのきょぎ
進化と人生(下)
丘 浅次郎
丘 浅次郎의 進化と人生(下)(しぜんかいのきょぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,568자 · 109화면
四 用心
物があるかのごとき心持ちになる。名さえつけてなければ初めから全く問題にものぼらなかったはずの想像物が、名があるばかりに、多数の人々にやかましく論ぜられるのを見ても、いかに今日の学者が言葉の奴隷となっているかが知られる。されば物の理屈を考えるにあたっては、できるだけ言葉の羈絆を脱し、決して言葉にとらえられて、むだなことに頭脳をなやまさぬように充分注意せねばならぬ。
四 用心
われらの哲学は以上述べたとおり、子供の心を出発点とし、できるだけ言葉に捕えられぬように注意しながら論を進めてゆくことを主張するが、その際いかなる心持ちで事物を見るべきかというに、これには子供の心とは正反対の態度を取ることを要する。子供は自分の分からぬと思うことは、何でも親や付き添いの人に尋ねるが、何とでも答えてもらいさえすればそれで満足する。すなわち聞いたことを何でもそのままに信ずる性質を備えているが、これは哲学には絶対に禁物である。見ずして信ずる者は幸なりなどというて、宗教は初めから信ずることを要求するが、哲学は何ごとをも批評し研究するつもりで取りかからねばならぬ。われらの考えによれば、およそ一派の哲学を組み立てようとする者には、あたかも五十年の一生を絶えずだまされ続け、世の中にはすでに愛憎をつくしている老人のごとくに、何ごとをもただ