후리가나로 읽는 일본 고전
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かじょうのいしき
過剰の意識
中井 正一
中井 正一의 過剰の意識(かじょうのいしき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,259자 · 5화면
彼は時に大地から身を離すと、その力を回復するために、その大なる掌を開き、そのたなごころを、しっかりと大地に着けるという。
私は力を回復するために、大地にじっと掌を置いている巨人の姿は美しいと思う。
私たちは常に口を開けば「現実」といっている。しかし、この現実について、私たちが何を知っているだろう。いわゆるサマツ主義といわれるトリビアルな眼前に見ている以外のほんとうの現実の何を知っているといえるだろう。私たちの肉体のどこの部分にでも何を知っているといえるだろう。足だとか手だとか、腹だとかいってみても、腹具合以上の感じ以外に何を知っているといえるだろう。ただ受身の何か、それが動き行動していることを肉体的に感じ見まもっているだけではないか。知っているといえるほどの何かを知っているだろうか。
足で立ち、手でものをもっている私たち自身を、自分たちは、はっきり知りつくしているだろうか。
私たちはただ受身で立ったり歩いたりしているだけである。知っているという以上、この手の骨格が、足の骨格から変わってきた何万年かの百年ごとの変革ぐらい知っていてよいのである。だのに何も知らない。