후리가나로 읽는 일본 고전
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みちづれ
道づれ
宮本 百合子
宮本 百合子의 道づれ(みちづれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,491자 · 41화면
「『母』なんかもよますといいな。シャポアロフの自伝の中に、労働者がゴーリキイのあの小説をどんな心持で愛読したかということが大変よくかかれているよ」
インテリゲンツィア出の同志は大抵、監獄へ訪ねて来たり、後ではシベリアへまでついて行こうと云うような婚約者をもっていた。けれども労働者の面会人はその母親だけだった。彼等は孤独だった。面会に来てくれる母親は息子と同じような感激を抱いていなかったから。『母』に描かれているような母と息子との本質的な結合が、大衆の現実の生活にあらわれて来るより前、それはそういう若い労働者にとってどのくらい待たれ希望されていたかということを、シャポアロフは含蓄をもって書いているのであった。
そこに吐露されている真情は、現在重吉の感情の深いところに横わっている或るものにふれた。忘れ難い共感と限りない惻隠の情とがあるのであった。だが、こういう娘たちに果してどこまでその感情が真実のものとしてわかり得るものなのであろう。重吉の眼の裡に翳がさした。やがてそれが消えた。三人は、入った方とは反対の方角にある公園の門から、濠端へ向った。
三