후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いあいしゅう
遺愛集
窪田 空穂
窪田 空穂의 遺愛集(いあいしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,231자 · 7화면
これが島秋人の環境で秋人君のこの何年間ももちえたものは、自身の思念のみであった。この思念は自己の生を大観するものとなり、極悪事の反省となり、悔悟となり、死をもっての謝罪となり、その最後が、現在の与えられている一日、一日の短い生命の愛惜となり、そして作歌となって来たのである。
これら心境の状態を「遺愛集」の歌はつぶさに示している。歌は外界からの刺激がないと作りにくいものであることは常識となっている。秋人君にはその刺激が極めて少ないのである。それにもかかわらず実に多くの歌を詠んでいる。これは胸中の思念がその刺激となっているからのことで、その思念のいかに多いかを思わせられる。
又、「遺愛集」数百首の歌には、おなじ思いの繰り返しというものが全く認められない。秋人君の思念の範囲は上に言ったがごとく限られた狭いものである。繰り返しのあるのがむしろ当然である。それの無いということは、一刺激に対しての思い入れが深く、繰り返しを許さないほどのものであることを示していると思われる。
秋人君の思念は、時に幼童に立ちかえり、少年に立ちかえることがあり、その当時の記憶を刺激として詠んでいる歌がある。