일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かわぐちこ

野菊の墓他六篇

伊藤 左千夫

伊藤 左千夫의 野菊の墓他六篇(かわぐちこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,105자 · 61화면

아오조라 문고

爺さん、ほんとにおもしろいよ」

「そいからあなた、十里四方もあった甲斐の海が原になっていました。それで富士川もできました。それから富士山のまわりところどころへ湖水がのこりました。お富士さまのあれで出口がふさがったもんだから、むかしの甲斐の海の水がのこったのでござります。ここの湖水はみんな、はいる水はあってもでる口はないのでござります。だからこの水は大むかしからの水で甲斐の海のままに変わらない水でござります。先生さまにこんなうそっこばなしを申しあげてすみませんが……」

「どうして、ほんとにおもしろかったよ。それがほんとの話だよ」

老爺はまじめにかえって、

「もう鵜島がめえてきました。松が青くめいましょう。ごろうじろ、弁天さまのお屋根がすこしめいます。どうも霧が深うなってめいりました」

高さ四、五丈も、周囲二町もあろうと見える瓠なりな小島の北岸へ舟をつけた。瓠の頭は東にむいている。そのでっぱなに巨大な松が七、八本、あるいは立ち、あるいは這うている。もちろん千年の色を誇っているのである。ほかはことごとく雑木でいっせいに黄葉しているが、上のほう高いところに楓樹があるらしい。