후리가나로 읽는 일본 고전
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きんぞくにんげん
金属人間
海野 十三
海野 十三의 金属人間(きんぞくにんげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,616자 · 157화면
それでそうなることを、どうして気がつかなかったのであろう。
「とにかくこれからきみを、その地下室の中へわたしみずからご案内いたしましょう。さっきのところから入ってみますか。せっかくきみが掘ったものだから」
「じゃあ、そうしていただきましょう。おお、博士は頭に繃帯をしていらっしゃるが、どうなすったのですか――けがでもなさったのですか」
「ああ、これですか」
と博士はにやりと笑って、頭へ手をあてた。
「昨夜、じつは某方面にあるわたしのかくれ家を出ようとしたとき、人ちがいをされて、頭をなぐられて、こんなけがをしたのです。まだすこし痛みますが、たいしたことはありませんから、心配しないでください」
蜂矢は、それを聞いて、それはたいへんお気のどくさまとあいさつをした。
それから彼は、博士とともに穴の中へおりていった。重い鉄蓋を、蜂矢はうまくつりあげて、横へたてかけた。
「さあ、どうぞ」
蜂矢は、博士に先頭をゆずった。
「きみから先へはいってください。いいですよ、えんりょしなくても……」
「ぼくには、中の勝手がわかりませんから、博士。どうぞお先に」
「そうですか。では先へはいりましょう」