일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

海野 十三의 金属人間(きんぞくにんげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,616자 · 157화면

아오조라 문고

部屋のまん中に、箱がたのテーブルがひとつおいてある。そしてその上に、ガラスでつくった標本入れの箱が一つのっている。

これだけの、べつに目をうばうほどの品物も見あたらない部屋だったが、気味のわるいのは、この部屋の赤や黄を欠く照明と防音装置だった。それにあとで検事たちも気がついたことだが、気圧がかなり低かった、係官のなかには、鼓膜がへんになって、頭を振っている者もあった。

博士は、係官を手まねきして、陳列棚の前を一巡した。

陳列棚のうちそのドアが開かれて、壁の中におし入れてあるものは、ガラス容器が見られた。検事や警部は、前へ進んで、一生けんめいにその中をのぞきこんだ。

ふたりは、目を見あわせた。

ガラス箱の中には、下の方にかたまったゼラチンのようなものが、三センチほどの厚さで平らな面を作っており、その上に、つやのある毛よりも細い金属線らしいものがひとつかみほど、のせてあった。

(何でしょうか)

(何だかわからないねえ)

警部と検事とは、目だけでそんなことをかたりあった。

それに類するものが、他のガラス箱の中でも見られた。

警部は検事に耳うちをした。それから警部は針目博士を手まねいた。