후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶくぶくながながひのめこぞう
鈴木三重吉童話集
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 鈴木三重吉童話集(ぶくぶくながながひのめこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 58,287자 · 119화면
すると幸い、だれも人のいない船が一そう、上手から流れて来たので、高橋さんはそれに乗りうつり、氏一人を見かねてとびこんで来た河田軍医と二人で、岸から岸へ綱をわたし、それをたよりに、わずか一そうの船で、すべての患者を、重病者はたんかへ乗せたまま、一人ものこらず、すっかりぶじに離宮の構内へはこび入れました。
それら全部の救護は、ことごとく、少数の医員たちの外、すべて二十年以下の、年わかい看護婦五十名の、ちつじょただしい、ぎせい的の努力によって、しとげられたのです。
そのとき浜離宮へは、すでに何万という市民がひなんしていました。火の子はだんだんにそこへふって来ます。そのうちに、人の気づかない、離宮の物置小屋にとび火がして、屋根へもえ上りました。向う岸から患者をはこんで来たばかりの看護婦たちのうち、田島かつ子さん以下はそれを見て、すかさずかけつけて、ひっしになって消しとめました。かつ子さんたちはそれから一と晩中バケツで池の水をはこんでは屋根へかけかけして、一いきも休まずはたらきつづけました。その小屋をけしとめなかったなら、火はたちまち離宮の建物にも移ったのです。