일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にしきぎ

錦木

宮本 百合子

宮本 百合子의 錦木(にしきぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,481자 · 103화면

아오조라 문고

と書いてあった。光君は、あんな枯木のようになった、血もなんにも流れていないような母君にどうして私の思って居る事を私の満足するようにすることが出来るはずがないと思いながらそのつやのない墨色を見て居ると、

「御返事をなさらないんでございますか、何とか申し上げましょうか」

ときいて居るのに、

「有難うってネ、云ってお上げ」

と云ったきりでまただまりかえって居たけれ共夜が更けると一緒に段々目がさえてこまったと云って当直の女をあつめていろいろな世間ばなしをさせたり物語りの本をよませてなど居たけれ共中々ねむられそうにもなかった。

いろいろのはなしの末に一番まだ年若なつみのない女が、

「この頃ネー、西の対の紫の君さまのところへ」

と云い出したのを一人の女がおさえつけて、

「ほんとうに紫の君は珍らしい御方でございますことネー」

と云い消そうとして云ったのを光君はすぐきいてしまったのでだまって衣のはじをひっぱって居た手をとめて、

「もう皆に知られてしまったからかくすのはやめにした、だけどいろいろな事を云ったり笑ったりしちゃ私が困ると思って居たんだから」

と云ってよこを向いてしまう。女達は皆目を見合って急に荷散るように笑い出したら光君までまっかなかおをして笑い出してしまった。