일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にしきぎ

錦木

宮本 百合子

宮本 百合子의 錦木(にしきぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,481자 · 103화면

아오조라 문고

をかいぼうして見るでもなく只思って居るばかりで有った。見た夢をまたくり返して居るような心地で、――

兄君がかえってしまってからは常盤の君はまだ居のこって母君と一生懸命に碁をうって居た。そして几帳のかげの光君に時々声をかけては、

「いらしって御加勢なすって下さいナ、何だか雲行があやしくなってしまいましたもの」

なんかと久しい、なれたつき合いのようにたまに口を交したことほかない光君にしゃべりかける。わきに居る母君等はもうとうとうに目の中に入れてしまって居る。

しいるようないやみな女の様子を一寸でも見たくない光君は幾度声をかけられても身じろぎもしない。自分を孔雀のように美くしい孔雀のようなおごりのある女だと思って居る常盤の君は、

「ほんとうに皆さま私達によくして下さるのに、彼の方ばかりはネーほんとうにどうあそばしたんでしょう」

なんかと母君に云いかける。

「どうしたもんでしょうかね、――このごろそれに何だか考え込んで居るようですからね」

「でも案外なところにほんとうの悪い人がひそんで居るもんでございますもの」

こんないかにも母がそそのかして居るんだろうと云うようなことを云うんで気の小さい母君は居たたまれないような心持になって、