일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にしきぎ

錦木

宮本 百合子

宮本 百合子의 錦木(にしきぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,481자 · 103화면

아오조라 문고

始め体の上にしんなりと被った紫の君の衣は藻のなびきにういてみどりの藻の上をうす紅の衣がただよって居る、その絵のような又とないものあわれな様子を想像しながら、

「美くしい人にふさわしい涙の多いは果ない最後であった、けれ共今更その骸をさらすのはあんまりむごいことで有る。あのままにしていつまでもそのしずかさをさまさないようにしてあげよう」

涙の中に殿はこれ丈考えたけれ共、母君は只泣くばかりでどうにもしようがなかった。只

「ほんとうにすまないことになった、私のために……乳母も紅もあんなに世話をして呉れたのに、どうぞこの生る甲斐のない母をうらんで御呉れ」

こんなことばかり云っていた。

「□業でございましょう、私の御世話をいたしましたのも若様の御なつき下さいましたのも生れる前から神の定めて御置きになったことでございましょう。私は誰も恨むはずの人はございません、只……只私の呪われた運命を思うのでございます……つくづくと……」

紅は斯う云ってはじめて涙をながした。

「御前行ってね、そう云って御呉れ、池は何にもかまって御呉れでない、するようには私自分で行ってするからとね……あんなに美くしくてやさしかった人をどうして……」