일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かぎ

鍵

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 鍵(かぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,182자 · 200화면

아오조라 문고

正月四日の朝、彼が書棚の水仙の花の前にわざと抽出の鍵を落しておいたのは、私に日記を読んで貰いたくてたまらなくなった証拠であるが、そんな小細工をしてくれないでも、私はとうから盗み読みをしていたのであることを、ここで白状することにしよう。私は私の一月四日の記において、「私は(夫の日記帳を)決して読みはしない。私は自分でここまでときめている限界を越えて、夫の心理の中にまではいり込んで行きたくない。私は自分の心の中を人に知らせることを好まないように、人の心の奥底を根掘り葉掘りすることを好まない」と云っているが、ほんとうを云えばそれは虚言である。「私は自分の心の中を人に知らせることを好まない」けれども、「人の心の奥底を根掘り葉掘りすること」は好きなのである。私は、彼と結婚したその翌日あたりから、ときどき彼の日記帳を盗み読む習慣を持ち始めていた。私は彼が「その日記帳をあの小机の抽出に入れて鍵をかけていることも、そしてその鍵を時としては書棚のいろいろな書物の間に、時としては床の絨緞の下に隠していることも、とうの昔から知ってい」たのであり、決して「日記帳の中を開けて見たりなんかしたことはない」