일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ながさきのでんわ

長崎の電話

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 長崎の電話(ながさきのでんわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 820자 · 2화면

아오조라 문고

その時は明治四十三年の八月比のことで、長崎への長距離電話は無論なかった。主人は気が注いて電話局へ問あわしてみた。果して長距離の電話もなければ、今電話をつないだこともないと云った。主人はますます不思議に思ったが、そのままにしてもおけないので、とにかく長崎へ往くことにして、その日の汽車で出発して長崎へ往き、怪しい声が云ったその――旅館と云うのへ往ってみると、病をおして支那から帰って来ていた弟は、兄の往くのを待たないで病死していた。後で詮議をしてみると、電話のかかって来た時は弟が息を引きとった時であった。この話は明治四十三年十月、田島金次郎翁がその時京都にいた喜多村緑郎氏を訪問した際に、その席上にいあわしていた医師某が、真面目な知人の話だと云って話した話である。