후리가나로 읽는 일본 고전
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もん
門
夏目 漱石의 門(もん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,830자 · 278화면
。自分の気晴しや保養や、娯楽もしくは好尚についてですら、かように節倹しなければならない境遇にある宗助が、小六のために尽さないのは、尽さないのではない、頭に尽す余裕のないのだとは、小六から見ると、どうしても受取れなかった。兄はただ手前勝手な男で、暇があればぶらぶらして細君と遊んでばかりいて、いっこう頼りにも力にもなってくれない、真底は情合に薄い人だぐらいに考えていた。
けれども、小六がそう感じ出したのは、つい近頃の事で、実を云うと、佐伯との交渉が始まって以来の話である。年の若いだけ、すべてに性急な小六は、兄に頼めば今日明日にも方がつくものと、思い込んでいたのに、何日までも埒が明かないのみか、まだ先方へ出かけてもくれないので、だいぶ不平になったのである。
ところが今日帰りを待ち受けて逢って見ると、そこが兄弟で、別に御世辞も使わないうちに、どこか暖味のある仕打も見えるので、つい云いたい事も後廻しにして、いっしょに湯になんぞ這入って、穏やかに打ち解けて話せるようになって来た。
兄弟は寛ろいで膳についた。御米も遠慮なく食卓の一隅を領した。宗助も小六も猪口を二三杯ずつ干した。