일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せきぼくじょうそうぎょうきじ

関牧塲創業記事

関 寛

関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면

아오조라 문고

、一日に責めては我等夫婦の喰料たる白米を五勺宛にても※ずる時には、一ヶ月には何程か費用を※じて、其金員を貯えて又一が手許にて牧塲の資本たらしめん事を日夜怠らず。更に初めて寒地に来りて彼此に慣れざるが為めに、知らざる裏に空費あるをも省略せんと欲して、或は夕食には干菜を粉として雑炊とし、或は製粉処にて粗末にて安価なるものを求めて団子として喰する等は、実に恥ずべきの生活を為したるも、却って健康なるを以て、日中は夫婦共に畑に出で鍬鎌を握る為めに、手掌は腫れ、腰は痛むも、耐忍して怠らず。然れども本年は最初たるを以て、樽川の収入にて若干の予定を※ずるを補わんが為めにて、决して焦眉の急を防ぐの為めにはあらざるなり。我等の子孫たる者は、此れを忘るる時は、必ずや家を亡すに至るべきなり。

馬匹五十二頭

牛七頭

蒔付一町余

ソバ、馬鈴薯、大根、黍は霜害にて無し。

(二)

明治三十六年

五月廿六日、寛は王藏に送られて牧塲に着す。

同三十日には、寛は蕨を採りて喰料を補わんとして、草鞋はきにて藁叺を脊負い、手には小なる籠を持ち、籠に満る時は藁叺に入るる事とせり。然るに片山夫婦は予に告げて曰く、通例の和服にては、小虫を防ぐには足らず、迚も耐忍すべからずと。