후리가나로 읽는 일본 고전
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せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면
廿九日、寛は札幌に向うて発す。
牛十頭
馬九十五頭
畑地開墾四町
牧草地二十町
(三)
三十七年一月一日。
寛は札幌にありて牧塲を遥に祝す。
二月七日、又一帰塲す。
三月一日、瑞※(「日+章」、第3水準1-85-37)北宝を舎飼とし、他の馬匹を昨暮よりさる人に預けたり。然るに本年の大雪にて多くの馬匹を傷め、四十頭を斃したり。或は衰弱して流産するあり。此れ我家の不注意と、預り人の怠りとに由るなり。
五月廿八日、寛は着塲せり。
六月十日、又一は札幌に向うて発す。………倉次氏より、アイ衰弱の報あり。
十二日、朝アイ死去せり。
老妻は渡道後は大に健康なりとて自ら畑に出で鍬を取り、蔬菜豆類を作り喰用の助けとして、一日に一銭たりとも多く貯えて又一が手許に送り、牧塲の資本を増加せん事をとて熱心に働き、自らも大快楽なりとて喜び居れり。然るに昨年より心臓病に罹り、貧血となり、次第に一身に疲労を起し、且つ痩せて時々心動亢盛の発作あるも、然れども性として仕事好きにて、少しも休息せず。自らも牧塲の為めには一身を尽すは本より望む処なりとて、労苦を取りて休まず。移住後は滋養の為めとて在東京周助妻より蒲焼及び鯛サワラ等の味噌漬其他舶来品の滋養物を絶えず送られて好みつつ喰するも、次第に衰弱せり。