후리가나로 읽는 일본 고전
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せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면
特に寛は七十六歳にして、昨年数回の病に罹るも、今日に至ては健にして、且つ本年は初めて牧塲の越年たるを以て、如何なる事あらんかと一同配慮するも、寒さにも耐えて、氷結の初めより暁夕毎に堅氷を砕き、或は雪を踏んで一日二回は習慣たる冷水灌漑を実行し止まざるはうれし。又一は入営兵の留主中たるも、先ず牧塲の無事に維持あるを謝すると、尚本年は無事に経過あらん事を祈ると共に、最も衣喰を初め仮令僅少にても節約を守り、物品金員を貯えて牧塲費に当てて、又一が無事に帰るの後には、更に幾分かの助けたらん事を日夜怠らざるなり。
寛は昨秋より不消化の為めに悩む事あり。其後は喰慾は復するも、然れども大に喰量を※ずるのみならず、昨年迄は硬き喰料黍飯等を食するに好んで用いたりしに、其後は少く硬きもの黍飯等を用うる時は、必ず胃痛下痢等を発する事となりたり。然るに一月三ヶ日間は、祝として黍餅を雑煮として喰したりしに、三日の夜大に胃痛にて苦めり。依て四日間は粥汁のみを喰して復常するを得たり。然れども昨年よりは、一身は大に平均を失うて起居動作には頗る困難を覚ゆるのみならず、記憶力及び考慮の上に於ても、大に※乏を覚うるの外に、消化器の機能も衰えて、少く硬き品を喰する時は、忽ち胃痛を発し嘔吐下痢する事ありて、総体に於ける衰弱するを覚えたり。