후리가나로 읽는 일본 고전
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せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면
乍去強て注意して運動を怠らず、更に喰料にも成丈軟きものを選み、且つ量に於ても三分一を※ずるとして、夕飯は必ず後四時として粥を用い、菜は淡泊なるものを用うるとせり。此れにて次第に平均を得るも、尚注意して漸次に復常を得たり。然るに他処に出る時は、余儀無く喰するの時を過り、或は硬き飯及び不消化物を食する時は、胃痛下痢を発するには殆んど困却せり。依て一日の旅行には弁当を携え、一泊する時は前以て粥と時間を早くするとを頼むとして、注意を怠らざるのみ。依て次第に心身共に復常するを得たり。アア老境は実にアワレなり。依て世上の壮年者に忠告す。人たる者は必ずや盛衰の範囲を脱する事能わず。夫れ発育期を経て成熟期に至れば、続いて老衰期の来るを能く銘記せよ。老人たるや肉喰と絹服とにあらずんば養うに足らずとは、古きより訓たり。実に然り。喰物は歯にて噛む事能わず。着類も重きに耐えざるなり。故に壮年者は老人に対するの責任たるを忘るべからざるなり。尚此れより最も注意すべきは精神上に於ける無形の感動なり。抑人たる者は、肉体よりも無形たる精神上の或感動は忽ちにして凋衰を来す事多きのみならず、或は死に至る事あり。