일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せきぼくじょうそうぎょうきじ

関牧塲創業記事

関 寛

関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면

아오조라 문고

是れを救済し、其生活を安全ならしむるは、誠に人生の一大善根にして、固より容易の業にあらずと雖ども、吾人は其小を積み止まず遂に其大を致さむ事を勉めざる可からず。此の如くにして初めて吾人の目的に近くことを得べきなり。

我家は北海道十勝国中川郡本別村字斗満の僻地に牧塲を設置し、塲内に農家を移し、力行自ら持し、仁愛人を助くることを特色とし、永遠の基礎を確定したる農牧村落を興し、以て此れに勤倹平和なる家庭と社会とを造らん事を期せり。コレ実に迂老が至願なりとす。迂老は幼にして貧、長じて医を学び、紀伊国濱口梧陵翁の愛護を受け、幸に一家を興すことを得たりと雖、僅に一家を維持し得たるのみにして、世の救済については一毫も貢献する所なし。今に至り初めて大に悟る所あり。自ら顧るときは不徳※才事志と違うこと多しと雖、而も寸善を積みて止まざるときは、何れの日乎必成の期あるべきを信ずる事深し。乃ち先ずコレを我牧農の小村落に実施し、延いて他に及ぼさんことを期し、コレを積善社と名づく。凡そ我社中の人には、労苦を甘んじ、費用を節し、日々若干金を貯えて、コレを共同の救済集金とし、以て社中に安心を与え、上は国恩を感謝し、祖先の神霊を慰し、父母の孝養を厚うし、下は子孫の教育を厳にし、永遠なる幸福の基礎を定め、勤倹平和なる家庭と社会とを立て得るに至ら