후리가나로 읽는 일본 고전
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せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면
喜んで進んで着するに、片山夫婦谷利太郎は大に喜んで迎えらるるは実にうれし。然るに奇遇にも土人は鱒弐尾を捕りたるを以て、調理して晩飯を喰して眠につけり。此夜は恰も慈母の懐に抱かれたる心地して、大安堵せり。
小屋は四間に六間にして、堀立柱に樹皮を屋根とし、草を以て四囲を構え、草を敷きて座敷とし、外に便所一つあるのみなり。片山夫婦、彌吾吉、利太郎の四名なり。家具着類は不自由ながらも僅に用を便ずるのみ。臥して青草を握り、且つ星を眺むるなり。
此際は殊に小虫多く、眼口鼻に入る為めに、畑に出るには何れも覆面して時々逃げて小屋内にて休息す。便処にても時々「タイマツ」の様なるものを携うる事とせり。此れは小虫は火を嫌うを以て、小虫を避くるの為めなり。
十二日、七時より放牧塲(ノフノヤウシ)即ち昨日見る処に至りて馬匹を観んと欲し、彌吾吉王藏同行せり。現塲に至り、彌吾吉は馬匹の群を一見して馬匹中に異動あり、或は不足なりとて、尚調査するに、仔馬一頭は熊害にて臀部に裂傷あるを見たり。尚瑞北宝も見えざるを以て、或は昨夜熊害の他馬匹にも及ぼす事あるかとて、王藏に命じて尚馬匹を集めて調査するに、瑞※(「日+章」