후리가나로 읽는 일본 고전
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せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
関 寛의 関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,461자 · 40화면
、第3水準1-85-37)北宝両種馬の見えざるをもって深く案じたるも、両種馬は遥に他群馬中に見えたり。且つ数十頭の遠くより揃うて急馳するの勢い盛なるを見、且つ其迅速なるを見ては、実に言うべからざるの大快楽を覚えたり。且つ予は幼時小金原にて野馬捕とて野に放ちたる馬を集めて捕るを見たる事を想起せり。然れども彼時は只眼にて観るの楽なるのみなりしも、現今我牧塲としてかかる広漠の地にて、且つ多数の我所有たる馬匹の揃うて進みて予に向うて馬匹等は観せたしとの意あるが如きを感じて、更に一種言うべからざるの感あり。其内に追々進みて近きに来り、瑞※(「日+章」、第3水準1-85-37)北宝は無事に群中にありて大に安堵せり。然るに彼の両種馬は、予が傍らに来りて心あるが如く最も親く接したり。他馬匹も同く、予は群馬の中に囲まれて、何れも予に接せん事を欲するが如く最も親しく慣るるは、此れ一種言うべからざるの感あり。
昨夜熊害は仔馬一頭を傷めたるのみなり。創は裂創にして、熊の爪にかけられたるも逃げ出して無事なりと。
熊は時々馬匹に害を与うるを以て、甞てアイヌ一名を傭置き、一頭を捕れば金五円宛を臨時賞として与うることとせり。