일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

となりむらのこ

隣村の子

小川 未明

小川 未明의 隣村の子(となりむらのこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,793자 · 4화면

아오조라 문고

良吉は、重い荷物を自転車のうしろにつけて走ってきました。

その日は、あつい、あつい日でした。そこは大きなビルディングが、立ち並んでいて、自動車や、トラックや、また自転車が往来して、休むようなところもなかったのです。

そのうち、濠端へ出ると、車の数も少なくなり、柳の葉が風になびいていました。そしてガードの下に、さしかかると、冷たい風が吹いてきて、躰がひやりとしました。

「ここで、すこし休んでゆこう。」と、良吉は、自転車を止めて、さながら、坑のあちらの、ちがった、世界からでも吹いてくるような、風を胸に入れていました。

暑い日に、働いている人々が、たまたま、こんな涼しいところを見いだしたときの喜びというものは、どんなでしょう。それは、一通りではありません。

「ここは、いいところだな。」と、良吉は、思いました。良吉のほかにも、日ごとにここで休んで、いった人があったとみえて、タバコの空き箱や、破れた麦わら帽子などが、捨ててありました。なんの気なしに、ガードの壁を見ると、白いチョークで、落書きがしてあったので、それを見るうちに、子供らしい字で書かれた、……県……村……という文字が目に入りました。