후리가나로 읽는 일본 고전
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かりさかごえ
雁坂越
幸田 露伴
幸田 露伴의 雁坂越(かりさかごえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,263자 · 28화면
そうしたらあいつの事だから、まさかおらが亡くなったっておらの墓を草ん中に転げさせてしまいもすめえと思うのさ。前の嚊にこそ血筋は引け、おらには縁の何も無いが、おらあ源三が可愛くって、家へ帰るとあいつめが叔父さん叔父さんと云いやがって、草鞋を解いてくれたり足の泥を洗ってくれたり何やかやと世話を焼いてくれるのが嬉しくてならない。子という者あ持ったことも無いが、まあ子も同様に思っているのさ。そこでおらあ、今はもう※(「峠」の「山へん」が「てへん」、第3水準1-84-76、74-3)がないでも食って行かれるだけのことは有るが、まだ仕合に足腰も達者だから、五十と声がかかっちゃあ身体は太義だが、こうして※(「峠」の「山へん」が「てへん」、第3水準1-84-76、74-4)いで山林方を働いている、これも皆少でも延ばしておいて、源三めに与って喜ばせようと思うからさ。どれどれ今日は三四日ぶりで家へ帰って、叔父さん叔父さんてあいつめが莞爾顔を見よう、さあ、もう一服やったら出掛けようぜ」と高話して、やがて去った。これを聞いていた源三はしくしくしくしくと泣き出したが、程立って力無げに悄然と岩の間から出て、流の下の方をじっと視ていたが、堰きあえぬ涙を払った手の甲を偶然見ると、ここには昨夜の煙管の痕が隠々と青く現れていた。