일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ざっとう

雑沓

宮本 百合子

宮本 百合子의 雑沓(ざっとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,832자 · 50화면

아오조라 문고

そして、少し行って右側にある大きい文房具店へ入った。地階で、帳面を一冊とペン先とを買い、段々をのぼって、いろんな種類の舶来おもちゃが並べられている陳列棚を眺めはじめた。赤い頸飾りをちょこなんと結んだ一匹の黄色い仔猫が、日向ぼっこをしている自分の背中へとまった蠅を、びっくりした目で見かえっている陶器の置物があった。その蠅がいかにも精巧に本物らしいので小さい猫の驚きに実感がこもり、同時に本物なのかしらと思わず見直すところに、製作者の軽い笑いがかくされているらしい。その娘も、白粉をつけていない、真面目な顔つきに、瞬間おやという表情を浮べて、その蠅に注意をひかれた。

この時、陳列棚のむこう側から、年に合わせては地味な縞背広を着た一人の背の高い青年が、やはり並べられている品物を眺める風でぶらりと現れ、娘が仔猫を眺めていると同じ棚の横手に佇んだ。

硝子に映った人影で娘は顔をあげた。しかし、近づいた青年を別に見直すでもなくその棚の前をはなれ、今度は急がぬ歩調ながらどこへも立ち止らず出口の方へ向った。

つづいて、その店の大きい紙包みを下げた女連れがゆき、あとから背広の青年もそこを出た。