일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ざっとう

雑沓

宮本 百合子

宮本 百合子의 雑沓(ざっとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,832자 · 50화면

아오조라 문고

「おそかったねえ、おなかがすいただろう。小枝や、さっきのをすぐあつくして」

中学校が古風なフランス人の経営で、生徒に運動をさせなかった、その故もあるのか、順二郎の背の高い体は、どっちかというとぼってりした肉付であった。鼻の下に柔かいぼんやり黒い陰翳がある丸顔には、青年らしいものと少年ぽいものと混りあってのこっている。特に、姉の宏子と同じように父親似で、くっきり山形のついた上唇の線は、彼の顔にあっても印象的な部分をなしているのであったが、その唇のところに彼の子供らしさは主としてのこっているのであった。

実際の内容はちっとも知っていないが、世馴れた概念で大まかにつかんだものの云いかたでドイツ語の進み工合を訊く父親の言葉、一品の皿も自分の愛情で味を濃くしてすすめるような母親の素振りを、順二郎は格別うるさそうにもせず、

「そう?」

「いや僕いらないよ」

などと、ゆったり、いかにも素直に受けこたえしている。

姉弟の間だけで話が弾みはじめた。

「ドイツ語って、やっぱり田沢さんとこへ行ってるの?」

順二郎が高校を受験するとき、準備して貰った独逸哲学出身の人のことであった。