후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきたたき
雪たたき
幸田 露伴
幸田 露伴의 雪たたき(ゆきたたき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,132자 · 56화면
善人と善人とが生命を棄てあって、世を乱している。エーッ忌々しい。」
全然二人の予期した返答は無かったが、ここに至って、此の紛れ入り者は、何の様な者かということが朧気に解って来た。しかし自分達が何様扱われるかは更に測り知られぬので、二人は畏服の念の増すに連れ、愈々底の無い恐怖に陥った。
男はおもむろに室の四方を看まわした。屏風、衝立、御厨子、調度、皆驚くべき奢侈のものばかりであった。床の軸は大きな傅彩の唐絵であって、脇棚にはもとより能くは分らぬが、いずれ唐物と思われる小さな貴げなものなどが飾られて居り、其の最も低い棚には大きな美しい軸盆様のものが横たえられて、其上に、これは倭物か何かは知らず、由緒ありげな笛が紫絹を敷いて安置されていた。二人は男の眼の行く方を見護ったが、男は次第に復「にッたり」に反った。透かさず女は恐る恐る、
「何卒わたくし不調法を御ゆるし下されますよう、如何ようにも御詫の次第は致しまする。」
と云うと、案外にも言葉やさしく、
「許してくれる。」
と訳も無く云放った。二人はホッとしたが、途端にまた
「おのれの疎忽は、けも無い事じゃ。ただし此家の主人はナ」