일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのやどり

雪の宿り

神西 清

神西 清의 雪の宿り(ゆきのやどり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,995자 · 51화면

아오조라 문고

それ以来松王さまのお足も自然表むきには遠のいたのでございます。

わたくしとしましては只そのお心根がいじらしく、おん痛わしく、お頼みにまかせて文使いの役目を勤めておったのでございます。お目にかかる折々には、打融けられた磊落なお口つきで、「室町が火になったら、俺が真すぐ駈けつけてやるぞ。屈強な学僧づれを頼んで、文庫も燃させることではないぞ」などと、仰せになったものでございます。この御言葉だけでも、わたくしにはどれほど心づよく思われましたことか。のみならず夕暮どきなど、裏庭の築山のあたりからこっそり忍んで参られることもございました。そのような折節には、母親のひそかな計らいで、片時の御対面もあったようでございました。また時によっては、「文庫を燃させなんだらその褒美に、姫をさらって行くからそう思え」などと御冗談もございました。実を申せばわたくしは内心に、どれほどそうなれかしと望んだことで御座いましょう。渦を巻く猛火のなかを、白い被衣をかずかれた姫君が、鼠色の僧衣の逞しいお肩に乗せられて、御泉水のめぐりをめぐって彼方の闇にみるみるうちに消えてゆく、そのような夢ともつかぬ絵姿を心に描いては、風の吹き荒れる晩など樹立のざわめくお庭先の暗がりに、よく眺め入ったものでございました。