후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきのやどり
雪の宿り
神西 清
神西 清의 雪の宿り(ゆきのやどり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,995자 · 51화면
そこここに死骸を収める西方らしい雑兵どもが急しげに往来するばかり、功徳池と申す蓮池には敵味方の屍がまだ累々と浮いておりますし、鹿苑院、蔭凉軒の跡と思しきあたりも激しい戦の跡を偲ばせて、焼け焦げた兵どもの屍が十歩に三つ四つは転んでいる始末でございます。物を問おうにも学僧衆はおろか、承仕法師の姿さえ一人として見当りません。もしや何か目じるしの札でもと存じ灰塵瓦礫の中を掘るようにして探ねましたが、思えば剣戟猛火のあいだ、そのようなものの残っていよう道理もございません。わたくしは途方に暮れて佇んでしまいました。
その日は空しく立戻り、次の日もまた次の日も、わたくしは御文を懐にしつつ或は功徳池のほとりに立ち暮らし、或は心当てもなく焼け残った巷々を探ね廻りましたが、松王様に似たお姿だに見掛けることではございません。そのうちに日数はたって参ります。相国寺合戦の日の色々と哀れな物語も自然と耳にはいって参ります。中でも一入の涙を誘われましたのは、細川殿の御曹子、六郎殿のおん痛わしい御最後でございました。当年十六歳の六郎殿は、この日東の総大将として馬廻りの者わずか五百騎ばかりを以て、天界橋より攻め入る大敵を引受け、さんざんに戦われましたのち、大将はじめ一騎のこらず討死せられたのでございますが、戦さ果てても御遺骸を収める人も