일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきのたけしとうげ

雪の武石峠

別所 梅之助

別所 梅之助의 雪の武石峠(ゆきのたけしとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,818자 · 12화면

아오조라 문고

三時、私たちはもと来し方へと引きかえした。賽の河原で蜜柑をたべて、降り路をぐんぐんおりた。いつか落葉松おうるあたりまできた。ドイツあたりのクリスマスの画みたようなとM君とかたるに、梢の雪がさらさらと落ちて顔にかかる。西山は二、三カ所、今し雪をふらしているのか、西北の天には黒い幕が垂れかかって、裾がふわりと山々を包んでいた。明日も大抵だめだねと言いながら、幾うねりして、物静かな山辺温泉。それから乾いた田をよこぎって浅間へ。六時すこしまわっていた。

二たび武石峠へ

「きのうよりはよいね」と、宿から常念岳の鋭いピラミッド形なせる姿をながめて、私はM君にいった。「ようござんす」。「出かけるかね」。「出かけましょう」。九時十五分、私たちはまた草鞋をつけた。九時半、沢をのがれて尾根にいずれば早や佳境。土地の人のいう西山は、あらかた現れていた。「槍はまだ見えないか」。「もっと登ると見えます」と案内者は答えた。里の天候は、「晴、北風弱」とあるが、尾根はかなりの強い風。

私は黙々として、後れがちな歩を運んだ。樵夫にもおうた。きのうの小鳥とる男は、すこし低いところにおった。