후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきさんだい
雪三題
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 雪三題(ゆきさんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,867자 · 10화면
二 雪華追想
あの本を二度作ったことを思えば、世情がこの先どのように苦しくなろうとも、第二段の雪の研究を始めるくらいは何でもない。
初雪を眺めながら、大いに若返って、子供のような決心をしているところである。
二 雪華追想
北海道のI市の女学校で講演を頼まれた時に、その後で先生方と座談会のようなものを開いたことがある。
その席上でいろいろな話が出たが、その中で一寸面白い質問があった。それは科学と宗教とのつながりに関係した話である。
私は北海道へ来てから、もう十五年になるが、その間の大部分の年月を、雪の結晶の研究に費して来た。戦争になってからは、雪中飛行というような現実的な問題にも手を付けていたが、その前までは、十勝岳の中腹の人煙を遠く離れた世界で、顕微鏡を覗き暮したり、札幌の大学の低温室の中で、雪の結晶を人工的に作ったりするような仕事をしていた。世の中とはあまり縁の無いような仕事である。しかし研究の面白さという点では、こういう研究がまず第一位におさるべきものであろう。それにあの小人の国の水晶細工のような精緻無比の雪の結晶と、永年一緒に暮していると、一種の愛着のような感情も出て来るのである。