후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆき
雪
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 雪(ゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 77,536자 · 152화면
核を点々と分離して作ることに成功さえすれば、後はその核から色々の型の結晶を生長させるのは比較的容易である。それで核を作る最適の条件を発見するためには、いろいろの実験をしなければならなかった。それを箇条書にして書き出して見よう。
(1) 毛の乾燥度 毛は種類の如何を問わず、十分に乾燥していることが大切であった。湿った毛を入れると、毛の全体が凍って氷の鞘で蔽われてしまうので、霜は全体に生ずるのであろうと思われる。
(2) 水温の上げ方 毛を装置内に入れてから、水温T_wの数式を上げて暖い水蒸気を毛の方へ送るのであるが、この際水温のあげ方が大切である。T_wの数式は十度位から徐々に上げてゆくことが大切であって、急激に上昇させると沢山の核が毛一面に出来てしまう。T_wの数式は零度から上昇させてもその上げ方が緩かならば差支えなかった。
(3) 毛の種類 結晶を吊す繊維としては、兎の腹毛、絹、木綿繊維、羊毛、蜘蛛の巣などを試みた。その中で兎の毛と絹の繊維とが一番良いことがわかった。他の繊維ではとかく核が沢山付きやすくて困った。兎の腹毛を高倍率の顕微鏡下で調べたところ、第39図のように所々に瘤のあることがわかった。