일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆき

雪

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 雪(ゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 77,536자 · 152화면

아오조라 문고

もっともこういうことも附け加えて置いてもよいだろう。

冬期の降雪中の航空は甚だ困難な問題なのである。何故かというと、上層の気象状態がちっともわかっていないからである。普通上層の気象状態を測るには小気球を飛ばせて、それを地上から観測して、その気球の動き工合から上層の気流などを調べることが多い。また上層の水蒸気の量及び気温を測るには、気球に自記寒暖計、湿度計、気圧計などをつけて飛ばしたりあるいは大形の凧を上げたり、飛行機で観測したりするのである。ところが、雪の降っている時は気球を飛ばしてもすぐ見えなくなってしまうし、凧を上げることも困難である。また飛行機を降雪中に飛ばすことは一層危険であって、むしろ降雪中の飛行は、その時の上層の気象状態を別の方法で測ってから後に飛ぶのが順序である。して見ると目下のところ雪の降っている時の上層の気象状態を知るためには、殆ど方法がないと言わなければならない。もっともラジオゾンデというものがあって、小さいラジオの発信機を気球につけてとばし、その発信する電波の波長が温度、湿度などで変るようにして置く。そうすれば地上で電波を受信してその波長を刻々に測って置けば、各層の温度や湿度が分るはずである。