후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
木村 荘十의 雲南守備兵(うんなんしゅびへい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,859자 · 76화면
灯なき街
「兄さんッ、行っちゃア厭だ」
「春生ッ、折角老人が世話をして下さるというのに、何を云うんだ。さっき自分で言った言葉をもう忘れたのか」
「まあいい、子供だもの無理はないさ」
「有難う御座います。お蔭様で安心して行けます」
「では約束を忘れずにね。短気はいかんよ」
「ええ大丈夫です」
孫永才は、思い切って小屋を出ようとした。
「兄さんッ」
春生は、声をあげて兄を追った。孫は、よろけかかった弟を抱いて涙を浮べたが、言葉は荒々しく叱りつけた。
「意気地なしッ、そんな了見でこれから先他人に負けずに一人前になれるか。落盤に押しつぶされた万里のことを考えて見ろ。何万とこの鉱山で殺された子供達のことを考えて見ろ。同じ箇旧に俺もいるんだ……お前なんか、不幸と云える身じゃアないぞ」
「はい」
「よしよし、分った、分ったな」
老人は春生の手をとってさすりながら、眼で永才に行けと云った。
灯なき街
山間の鉱山街は、やがて暗い夜の底に沈んだ。
憂欝な面に、凄愴な殺気をかくして孫軍曹が、老人にそれとなく戒められて、丘の起伏に長い影を引きながら、鉱区の黄昏の中に溶け込んでから、まだ間もないのに、街は死んだように寂しかった。