후리가나로 읽는 일본 고전
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うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
木村 荘十의 雲南守備兵(うんなんしゅびへい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,859자 · 76화면
此処も、支那の奥地の例にもれず、住民達は禍を恐れて宵から戸締りも厳重にひっそりしてしまうのだ。
東側の鉱区を持って三千人余りの子供達に養われている若い律勲は書斎で仏蘭西製の精巧な受信機でラジオの音波を探っていた。
部屋の壁にはロマン・ローランの初版らしい全集などが贅沢な戸棚に金色の背を光らしていて、その前に立ったり、かけたりした人達が緊張した顔をしてダイヤルを廻す華奢な指先を見つめている。
土地の商総務会の役員で、日本の大学を出たという王在廉と、洪将軍と、H・デューラン氏、それに将軍の腰巾着で小さな鉱山主の呉昌などである。
ラジオの真横の安楽椅子に埋っていた王は、威勢のいい行進曲のメロディーが流れ出して来ると、椅子から乗り出して、
「それだ、愛国行進曲だ」
と云った。JOAKの海外放送をキャッチしたのだ。
「ふうん」
退職の洪将軍が、俺はこんなことに驚きはしないぞという顔をして椅子にかけ直した。
ロンドンのボンド街あたりで仕立てたらしい、凄く贅沢な服を着たH・デューラン氏は、律が仏蘭西留学中の通を振り廻して出した一九一〇年産のブルゴーニアを注いだ盃を手にして、その音楽に冷笑を送っていた。