일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

でんきばと

電気鳩

海野 十三

海野 十三의 電気鳩(でんきばと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,465자 · 52화면

아오조라 문고

「あっ、お父さまだ」

高一はなみだとともにかけよりました。

「おお、お前は――お前は高一か!」

秋山技師は、よろよろとたちあがって、高一にからだをすりつけました。あまりの思いがけなさに、またあまりのうれしさに、あとはなみだばかりで言葉もでません。

「さあお父さま。すぐここをにげましょう」

「ああ高一、それはだめだよ。敵兵にみつかってころされるばかりだ」

「お父さま、大丈夫ですよ。ぼくは電気鳩をもっているんですから」

「えっ、電気鳩……」

「そうです。電気鳩さえあれば、どんな大敵がきてもだいじょうぶです。さあはやくにげましょう」

高一が、父秋山技師をつれてトーチカを出たとき、ちょうどそこへ、大石大尉が陸戦隊をひきつれてかけつけました。大尉も決死のかくごで、中の島へせめこんできたのです。しかし、敵は電気鳩にやられてよわりきっていましたので、わけなく上陸できたそうです。

「高一君、じつにりっぱなはたらきをしたね、おめでとう。みんなでばんざいをとなえよう」

トーチカの上に日章旗をたてると、大尉のおんどで、陸戦隊や、高一やお父さままで力いっぱい、ばんざいをさけびました。